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青アザ、異所性蒙古斑

生まれた時から、あるいは生後間もなく見つかる青っぽいアザに不安を感じる保護者の方は少なくありません。青アザの代表的なものには、多くのお子さんに見られる「蒙古斑(もうこはん)」がありますが、これがお尻以外の場所に現れるものを異所性蒙古斑と呼びます。多くは成長とともに薄くなりますが、場所や色の濃さによっては自然に消えにくい場合もあり、早期の診断が重要です。横浜駅きた西口から徒歩3分のスピカ スキンクリニック 横浜では、日本皮膚科学会の皮膚科専門医が、お子さんの大切な肌の状態を丁寧に診察し、適切な治療方針をご提案いたします。当院は、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患から、赤ちゃんの皮膚トラブルまで幅広く対応する小児皮膚科・皮膚科クリニックとして、ご家族の不安に寄り添った診療を心がけております。

青アザ、異所性蒙古斑の症状について

青アザは、皮膚の深い層である真皮(しんぴ)にメラニン色素を持つ細胞が存在することで、皮膚を通して青く見える状態を指します。その中でも特に相談が多いのが、異所性蒙古斑や太田母斑(おおたぼはん)といった症状です。

見た目の特徴と現れる場所

異所性蒙古斑は、お尻や背中の下部以外に現れる青色の平らなアザです。腕や足、お腹、背中などに境界がややぼんやりとした青い斑点として認められます。通常の蒙古斑がお尻に集中するのに対し、全身のどこにでも現れるのが特徴です。色は淡い青色から、時にはかなり濃い青色、あるいは灰色がかって見えることもあります。

成長に伴う変化と経過

一般的なお尻の蒙古斑は、出生時から2歳頃までに生じます。2歳頃までは青色が濃くなり、範囲も広くなるのが一般的です。4歳頃より薄くなりはじめ、5~6歳頃になると残存率は50%、そこから更に減少を続け、多くの場合、学童期(10歳前後)までには自然に消退し、目立たなくなります。しかし、異所性蒙古斑の場合は、お尻の蒙古斑に比べると消えにくい傾向があります。特に色が非常に濃いものや、広範囲に広がっているもの、あるいは体幹(胴体)よりも手足の末端にあるものは、大人になっても残ってしまう可能性が考えられます。これを「持続性蒙古斑」と呼ぶこともあります。

青アザ、異所性蒙古斑の病気の種類について

一口に青アザといっても、現れる場所や時期によって、医学的にはいくつかの種類に分類されます。代表的なものは以下の通りです。

  • 蒙古斑(通常の蒙古斑)・・赤ちゃんのほぼ全員にお尻や背中下部に見られるもので、多くは自然に消えます。
  • 異所性蒙古斑・・お尻以外の場所にできる蒙古斑で、通常の場所よりも消えにくい性質があります。
  • 太田母斑(おおたぼはん)・・顔の半分(目の周りや頬、おでこなど)に現れる青アザで、思春期に濃くなることもあります。
  • 伊藤母斑(いとうぼはん)・・肩から上腕、鎖骨付近に現れる青アザで、太田母斑と似た性質を持ちます。
  • 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)・・大人になってから顔の両側に現れる、シミのように見える青アザの一種です。

太田母斑の特徴

太田母斑は、目の周りや頬などに現れる青色から褐色の斑点です。生まれた直後からある場合と、思春期以降に現れる場合があります。自然に消えることはほとんどなく、むしろ年齢とともに色が濃くなったり範囲が広がったりすることがあります。白目の部分(眼球結膜)に青いシミができることも太田母斑に特有の症状です。

異所性蒙古斑と持続性蒙古斑

異所性蒙古斑の中で、大人になっても消えずに残るものを「持続性蒙古斑」と呼びます。幼少期に色が非常に濃い場合や、アザの境界が非常にはっきりしている場合は、この持続性になる可能性を考慮する必要があります。どのタイプのアザであるかを早期に見極めるためには、皮膚科専門医による診察が欠かせません。

青アザ、異所性蒙古斑の治療法について

青アザの治療において最も大切なのは、自然に消える可能性があるのか、それとも治療が必要なのかを判断することです。当院では患者さん一人ひとりのアザの濃さや部位、年齢を考慮して方針を立てていきます。

経過観察

通常の蒙古斑や、色が薄い異所性蒙古斑の場合は、まずは経過観察(様子を見ること)を選択します。成長とともに皮膚が厚くなり、アザの色が目立たなくなることも多いからです。小学校入学前後まで待ち、改善の兆しが見られない場合に治療を検討することもあります。ただし、将来的な予後(その後の病状の見通し)を考えて、早めの対応をお勧めする場合もあります。

Qスイッチレーザー治療

自然に消えにくい異所性蒙古斑や太田母斑に対しては、レーザー治療が標準的な選択肢となります。特定の波長の光を当てることで、真皮にあるメラニン色素のみを破壊する方法です。QスイッチルビーレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザーなどが用いられます。異所性蒙古斑や太田母斑の治療は、多くの場合において保険診療が適用されます。当院ではこのレーザー治療は行っておりませんので、専門の施設をご紹介しています。

治療のタイミング

アザの治療は、皮膚が薄く面積も小さい乳幼児期に開始したほうが、レーザーの反応が良く、治療回数も少なくて済むという考え方があります。一方で、処置の際の痛みや、動かないように固定する必要があるため、お子さんの心身への負担を考慮して時期を調整することもあります。当院では、治療が必要と判断した場合には、適切な高度医療機関へのご紹介も含めて柔軟に対応しております。

赤ちゃんの肌トラブル全般については「乳児脂漏性皮膚炎」のページなども併せてご確認ください。

青アザについてのよくある質問

Q1. 異所性蒙古斑は大人になっても消えないのですか?

A1. すべてが消えないわけではありませんが、お尻にあるものに比べると残る確率は高いです。特に色の濃いものは、成人になっても衣服から露出する場所に残ると気にされる方も多いため、早期の相談をお勧めします。

Q2. レーザー治療は痛いですか?

A2. ゴムで弾かれたような痛みがあるため、お子さんの場合は麻酔のテープ(ペンレスなど)を事前に貼って痛みを和らげる処置を行うのが一般的です。範囲が広い場合は、専門の施設で検討することになります。

Q3. 治療には保険が使えますか?

A3. 異所性蒙古斑、太田母斑、伊藤母斑などの青アザは、一般的に健康保険の適用となります。治療回数などはアザの深さや濃さによって異なります。

Q4. 何歳から治療を受けられますか?

A4. 生後数ヶ月から治療自体は可能です。早期治療のメリットは、皮膚が薄いため効率よく色素を破壊できる点にあります。ご家族の希望とアザの状態をみて判断します。

院長より

お子さんの肌にアザを見つけた時、「自分のせいではないか」「いじめられないだろうか」と心を痛めてしまう親御さんは少なくありません。しかし、青アザの多くは胎児期の細胞移動の段階で偶然起こるものであり、誰のせいでもありません。横浜駅近くにある当院では、こうしたご家族の不安を少しでも軽くしたいと考えています。

私は日本皮膚科学会 皮膚科専門医として、これまでに多くのアザに悩む患者さんと向き合ってきました。アザの診断において重要なのは、それが将来的に消えるものなのか、それとも早めに手を打つべき太田母斑などの疾患なのかを正しく見極めることです。当院ではダーモスコピー(特殊な拡大鏡)を用いた詳細な診察を行い、必要に応じて適切な専門病院とも連携しながら、ベストなタイミングをご提案します。

また、当院が最も力を入れているのは、アトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚トラブルを抱える患者さんが、快適な日常生活を取り戻すためのサポートです。横浜駅きた西口から徒歩3分、はまレールウォークを下りてすぐという通いやすい立地で、夜間診療も行っております。お仕事帰りや学校帰りでも無理なく通っていただける環境を整えているのは、治療を途中で断念して症状を悪化させてほしくないという強い思いがあるからです。

アザの悩みはもちろん、日常のちょっとした湿疹や痒みなど、どんな小さなことでも構いません。台町交差点至近のスピカ スキンクリニック 横浜へ、安心してお越しください。皮膚のプロフェッショナルとして、お一人おひとりのライフスタイルに合わせた、続けられる治療を共に考えてまいります。まずは一度、ご相談にいらしてください。

詳しいアクセス情報は「アクセス」のページをご覧ください。

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