アトピーの塗り薬をやめると再発するのはなぜ?良くなった後の治療も大切です
「塗り薬を使うと良くなるのに、やめるとまたかゆくなる」「いつまで塗り続ければよいのか分からない」。アトピー性皮膚炎の治療で、このように感じていませんか。
再発を繰り返すときは、悪いときの治療だけでなく、落ち着いた後の治療も確認することが大切です。薬が手放せないことへの不安も、診察でお聞かせください。
見た目が良くなっても、炎症が残っていることがあります
アトピー性皮膚炎では、赤みやかゆみが軽くなっても、皮膚に炎症が残っている場合があります。また、乾燥や摩擦などの刺激が悪化に関わることもあります。
塗り薬をやめて再発したという経過だけで、「薬が効かなくなった」「薬への依存が起きた」とは判断できません。どの部位に、どの薬を、どのくらい使っていたかを確認し、今の皮膚の状態に合う治療を考えます。
保湿剤と、炎症を抑える薬の役割は異なります
保湿剤は皮膚の乾燥を防ぎ、バリア機能を補うために使います。一方、赤みや湿疹などの炎症には、状態に応じた抗炎症の外用薬が必要になります。炎症が強いときに保湿だけで対処しようとしても、十分に改善しないことがあります。
ステロイド外用薬は、部位や症状に合う強さ・量・期間で使うことが大切です。副作用が心配で量を減らしている場合も、その気持ちをお伝えください。
症状が落ち着いた後の「維持療法」とは
再発を繰り返す場合、十分に炎症を抑えた後、保湿を続けながら抗炎症の塗り薬を間欠的に使用する「プロアクティブ療法」を検討することがあります。落ち着いた状態を維持し、再び悪化するのを防ぐ目的で行う治療です。
薬の種類、塗る場所、頻度は医師が判断します。自己判断で使用を中止したり、逆に同じ薬を同じ頻度で塗り続けたりする前に、診察で確認しましょう。
受診時に確認したい3つのこと
- 今の薬は、どこに、どのくらい塗ればよいか
- 赤みやかゆみが落ち着いたら、使い方をどう変えるか
- 再び悪くなった場合、どう対応し、いつ受診するか
薬の名前が分からない場合は、お薬手帳や実際の薬をお持ちください。「朝は忙しい」「背中に手が届かない」「べたつきが苦手」など、使い続けにくい理由も相談の手がかりになります。
当院では、ご自宅での塗り方もお伝えします
当院では、資料を用いながら外用薬の使い方を説明しています。適切な外用療法を続けても十分に落ち着かない場合は、症状に応じて紫外線療法や全身療法も検討します。
「良くなった後にどうすればよいか分からない」という段階でも、ご相談ください。
スピカ スキンクリニック 横浜は、横浜駅きた西口から徒歩3分。保険診療も完全予約制で、待ち時間の負担を抑えながら継続して通える診療体制を整えています。平日の夜間診療にも対応しています。最新の受付時間は診療時間をご確認ください。
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