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ニキビは保険診療でしっかり治療できます

[2026.02.15]

こんにちは。院長コラムです。

当院は小学生~30、40代くらいまでの年代の患者さんのニキビのご相談が多いのですが、

患者さんからのよくある質問が、「ニキビは自由診療(美容)ですか?」というものです。

それに対する回答は、「ニキビは保険診療で治療できます」です。

多くの患者さんが、SNSや美容雑誌の影響で、

市販の化粧品やドラッグストア、インターネットで購入できる治療薬を使ったり、

美容専門のクリニックに通院されているようですが、

そんなにお金をかけなくても、保険診療の範囲で十分な治療が可能です。

保険診療は、年々進化しています。

一昔前は、保険診療では抗菌剤しか治療薬がなかったので、

ニキビの炎症は治まっても、

ニキビの根本的な原因である「毛穴の詰まり」は改善されず、

一度治ってもまたすぐ再発してしまう場合が多かったのですが、

2015年にベピオゲルという、「毛穴の詰まり」を改善する薬が処方可能になってからは、

「ニキビをできにくくする」治療が可能になりました。

「毛穴の詰まり」を改善する薬は、「ピーリング薬」ともいわれるのですが、

どんどん開発が進み、今ではベピオ(過酸化ベンゾイル)、デュアック、ディフェリン(アダパレン)、エピデュオ(過酸化ベンゾイル+アダパレン)の4種類から選択できるようになりました。

ベピオに関しては、以前はゲルタイプの製剤(ベピオゲル)しかありませんでしたが、その後、より副作用の少ないベピオローションが発売され、2025年には9歳から使用可能なベピオウォッシュゲルが発売され、選択の幅が広がっています。

これらの「ピーリング薬」は、抗菌剤と違って耐性菌の心配もないため、長期的に使用してニキビができにくい状態を維持するという治療法が主流になっています。

ただ、これらの薬は、効果が高い分、使い方を誤ると副作用(赤み、皮むけ)が強く出てしまいます。

そのため、「自分には合わない薬だ」と思い込んで使用を避けてしまう方が多い傾向にあります。

当院にも、前述の4種類を全て使用したものの、全てで副作用が出てしまって使用できない、という患者さんが頻繁にいらっしゃいます。

ただこの中で、本当に「薬が合わない」方はごく少数です。

多くの方が、使い方の工夫をしっかり教われば、副作用なく使えるようになりますし、

その結果、「保険診療のみでこんなにきれいになるなんて!」と喜ばれることも多いです。

当院では、薬の使い方の説明を、自宅に持ち帰ることができる資料と共にじっくりご説明しています。

説明を聞いた患者さんからは、

 「こんなに詳しく説明を受けたのは初めてです!」

 「今まで治らなかったのは、塗り方が間違っていたからなんですね!」

 「副作用対策の話は今回初めて聞きました。この方法なら続けられそうです!」

と大変喜ばれることが多いです。

ニキビは保険診療で治療しましょう!

 

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