あざ(茶アザ、青アザ)
茶あざ
・扁平母斑:生まれつき見られるものと、小児期以降に出現するものがあります。大きさや形は様々です。小児期以降に出現するものはBecker(ベッカー)母斑と呼ばれ、思春期の男子の胸~肩甲部に発症することが多いです。レーザー治療は2回まで保険適用がありますが、効果が出づらく、むしろ濃くなるか、薄くなっても再び濃くなる可能性もあります。また、治療できる医療機関が限られています。当院にはこの治療に用いるレーザーはありませんので、診断後に総合病院への紹介状をお渡しします。
青あざ
・異所性蒙古斑:色調の薄いものは6~7歳で自然消退することが多いですが、色調の濃いものや、サイズが大きいものは残存しやすい傾向にあります。レーザー開始時期は早いほうが良いですが、低年齢の小児のレーザーを行っている医療機関は非常に限られているため、診断後に小児専門の高度医療機関への紹介状をお渡しします。