メニュー

シミ(肝斑、老人性色素斑、日光性色素斑)、そばかす

※保険診療では、シミ、くすみ、そばかす、肝斑に対する「治療」は認められておりませんので、自費診療(自由診療、全額自己負担)となります(「診察」は保険診療で可能です)。他院では、シミ以外の病名を付けることで保険診療で薬を処方しているところもあるようですが、このような行為は厚生局の指導により禁止されておりますので、クリニックにペナルティが課されるばかりか、保険医療機関としての認定が抹消される可能性があります。従いまして、「他院ではシミに対して保険診療で薬を貰えたので同じものを保険診療で貰いたい」というご要望にはお応えしかねますので、予めご了承下さい。

シミとは

シミとは表皮にメラニン色素が過剰に蓄積された状態です。

メラニン色素は表皮の一番下の層に存在するメラノサイトによって作られ、もともとは、紫外線から細胞(の核)を守る為に存在します。

通常は、皮膚のターンオーバーによってメラニン色素は排出されますが、紫外線やこすり過ぎ、炎症などの過剰な刺激が皮膚に加わると、防御反応としてメラノサイトが活性化され、メラニン色素が過剰に作られることでシミができます。また、加齢に伴い皮膚のターンオーバーが遅くなると、メラニン色素の排出がうまくいかなくなり、シミにつながります。女性ホルモンもシミに関与しているとされています。

シミの種類には、日光性色素斑(老人性色素斑=加齢によるシミ)、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着などがあり、いくつかの種類のシミが混在している場合も少なくありません。患者さんからよく聞かれるのは「どれが肝斑でどれが加齢によるシミですか」という質問ですが、線をひいて分けられない場合も多いのです。

肝斑について

肝斑の原因は、諸説ありますが、最近では、刺激(メイクや洗顔時に知らず知らずのうちにこすっている物理的刺激や、紫外線など)による炎症が主な原因ではないかと言われています。

シミに見えて皮膚がんのこともある

皮膚がんというと、一般的には盛り上がっているようなイメージがあるかもしれませんが、中には全く盛り上がっていない平らながんもあります。一見シミに見えても、実は皮膚がんであったというケースもありますので、治療前にきちんとした診断が必要です。当院で診断が付かない場合、専門の施設で詳しい検査をした方がよい場合は、適切な医療機関にご紹介します。

シミの診断・治療

シミの「診断」は保険診療で行えますが、「治療」は自由診療でしか行えません(医療保険で認められている治療が存在しないため)

Q「シミが悪性かどうか知りたい」、「シミの種類が知りたい」

 → A 保険診療でダーモスコピー検査を行い、「診断」します。

Q「シミの『治療』をしたい」、「シミの飲み薬(トランサミン、シナール、ユベラ、ハイチオールなど)が欲しい」

 → A 自由診療(全額自己負担)となります。医療保険で認められている治療は存在しません

シミの自費(自由)診療に関して詳しくはこちら

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME