メニュー

脂漏性角化症(加齢によるイボ)

脂漏性角化症とは

20代から出現し、80歳以上の高齢者ではほぼ全員に見られる良性腫瘍です。

原因

老化が原因です。

急激に全身に多発した場合は、胃がんなどの内臓悪性腫瘍を合併している可能性があります。

症状

色調は褐色~黒褐色まで様々です。大きさは1~2cm程度までです。

盛り上がりがあり、表面はかさかさしていて、凹凸があります。

老人性色素斑(年齢によるシミ)から隆起して発生することが多いです。「シミがだんだん盛り上がってきた」という場合、シミから脂漏性角化症が発生した可能性があります。

顔面、頭部、体などに発生します。手掌、足底には生じません。

診断

ダーモスコピーで患部を拡大して見て、診断します。

ダーモスコピー検査で典型的でない所見であった場合は、病理検査を行う必要があります。

病理検査は、別日に改めて行います。注射で局所麻酔をした後、病変の一部をトレパンという丸形のメスで切り取り、病理検査に提出します。傷は小さい為縫合はしません。

2週間程度で病理検査の結果が返ってきます。病理検査の結果、脂漏性角化症だった場合は、下記の治療に進みます。

治療

安価で手軽なのは液体窒素療法です。キレイに治したい方には炭酸ガスレーザーがお勧めです。

液体窒素療法(保険診療)

1回でポロっと取れることもありますが、サイズによっては長くかかることもあります。

1~2週間に一度程度の間隔で行います(7日以上間隔を開けないと保険がききません)。

1回あたりの料金は3割負担で700~900円(個数により異なります)です。

ただし、この治療法では盛り上がり(脂漏性角化症)が取れるだけで、ベースにあるシミ(老人性色素斑)は取れないので、茶色い色が残ります

また、治療して盛り上がり(脂漏性角化症)が消えても、もともとのシミ(老人性色素斑)がある限り、再発(また盛り上がってくること)する可能性があります。

炭酸ガスレーザー(自費診療;全額自己負担)

局所麻酔をした後、痛みがなくなったことを確認し、レーザーで病変を削り取ります。

局所麻酔は、盛り上がりが小さい場合は塗る麻酔、盛り上がりが大きい場合は注射による麻酔をします。

病変を削り取った後は、擦りむいたような傷になり、最初は少しじゅくじゅくしています。2週間程度かけて徐々に皮膚が張ってきて、じゅくじゅくがなくなり、赤みが残ります。赤みは、数週間かけて徐々茶色っぽく変化していきながらだんだん目立ちにくくなります。日焼けに注意しないと、茶色い色が残ってしまうので注意が必要です。

周りの正常部と同じような色調になるまでには数週間、場合によっては数か月要することに、注意が必要です(ケア次第で短縮は可能です)。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME