尋常性白斑(白なまず)
メラノサイト(色素細胞)やメラニンに対する自己免疫などが関与することによって、後天的にメラノサイトが減少、消失して発症すると考えられています。
発症に男女差はありません。20歳前後の若年者に多い傾向にあります。
慢性甲状腺炎、Addison病(原発性副腎皮質機能低下症)、悪性貧血(巨赤芽球性貧血)、糖尿病などに合併して発症するケースもあります。
治療
・当院では,部分的な病変には局所型エキシマライト、広範囲の病変には全身型ナローバンドUVBによる紫外線治療を行っています。
・塗り薬:ステロイド剤、活性化ビタミンD3、タクロリムス(プロトピック®)、デルゴシチニブ(コレクチム®)
・患部を隠して目立たなくする製品の紹介も行っています。